私は今、米ドル/円の売りで
建玉を立て、ドルが下がれば買い戻すという方法で稼いでいる。
少し前までの相場であれば、ドルが安くなった時に買いで
建玉を立て、上がったら売る方法を取っていた。世界的に景気が好調に推移していたためだ。
しかし今は米中
貿易摩擦により景気の低迷が懸念されているため、
円高のリスクが高まっている。当面は今のような変化の少ない相場が続き、急激な
円高になることはあっても、急激な円安になることはないと考えている。
今後相場が動くとすれば、中国の出方次第になるだろう。
トランプ大統領は、今回の香港デモについて、
天安門事件でデモを弾圧した時と同じような対応をすれば、制裁を強化すると言っている。つまり、中国が逃亡犯条例の改正の廃止を承認すれば、
貿易摩擦も緩和されると思われるため、円安になるとの見方が出来る。逆にデモ隊の主張を受け入れなければ、
貿易摩擦は解消されずに
円高が進行する。今のところ中国は受け入れる姿勢は見せていない。現時点では、私は中国はデモの主張を受け入れず、強行な行動も起こせないと見ているため、当面は
円高のまま留まることが予想される。